クレジットカードを普段利用されていますか?
クレジットカードを使うとポイントが貯まるので、積極的に使っている人も多いと思います。
よく雑誌などでも特集されていて、支払金額の1%前後がポイントになるものがオススメとして紹介されていますよね。
いわゆる、「クレジットカード決済でポイントを貯める」というものですが、この記事でご紹介するのはそれではありません。
わたしがこれから紹介するのは、「クレジットカード新規発行でポイントを貯める」です。
この2つは、まったく違います。
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クレカ決済ではなく、クレカ発行
冒頭で述べた通りクレジットカード決済することでポイントが貰えます。
いくらポイントをもらえるかはカード毎に定められた「還元率」で表されます。
私も以前は、少しでも高い還元率のカードを使いたいと思い、その時その時で最も高い還元率のカードを作って利用していました。
しかし、もっとも高い還元率のカードと2番手のカードの差は0.1%や0.2%といった程度です。
その程度の差を得るために、調査、カードの切替えに力を注ぐよりもずっとかんたんに、大量のポイントを貯める方法があります。
それが「クレジットカード新規発行でポイントを貯める」です。
クレジットカードを新規に発行すると、数千~2万円相当のポイントを貯めることができます。
つまり、クレカ発行に比べたら、クレカ決済で得られるポイントなんて大したことないのです。
クレカの新規発行でもらえるポイントの種類
クレジットカードを新規に発行するともらえるポイントには、2つあります。
ひとつは、みなさんがよくご存知の「クレジットカード会社の入会キャンペーン特典」。
もうひとつは、「ポイントサイトのポイント」。
それぞれのポイントは、カードによっても時期によっても変わりますが、カード決済と比べると大幅に上回ることは確かです。
① クレジットカード会社の入会キャンペーン特典
カード会社が実施している入会キャンペーンで、期間中に新規発行し条件を満たすと大量のポイントや現金を受けられます。
よくテレビCMで流れているのがこれですね。
ポイント獲得条件は、ただ新規発行するだけでいいもの、発行後数か月以内に○円以上利用すること、キャッシング枠を設けること、などなどいろいろあります。
② ポイントサイトのポイント
新規にクレジットカードを発行する時に、ポイントサイトを経由して申し込むと、先ほどのカード会社の入会キャンペーンとは別に、大量のポイントをもらえます。
上の例では、1万円相当のポイントが貯まる案件です。
Google検索などで直接カード会社のHPを開いて申し込むともらえません。
ポイントサイトに掲載しているリンクからカード会社のページに飛んで申し込む必要があります。
獲得できるポイントは、カード毎、ポイントサイト毎、タイミングによって変動します。
どのカードを、どのポイントサイトから、いつ申し込むかがとても重要になります。うまくやれば1枚のクレジットカードで1万円相当を稼ぐことも充分可能です。
ポイントサイトで獲得したポイントは銀行振込をして現金化することも、電子マネーやAmazonギフト券に交換することもできます。
このように、クレジットカードを新規に発行すると「クレジットカード会社の入会キャンペーン特典」と「ポイントサイトのポイント」をダブルでもらえ、合計すればかなりまとまったポイントを獲得することができます。
申し込むカードのポイントの目安は?
ポイントサイトで、6,000円相当を超えるカード案件が一つの目安になると思います。
年会費は無料(初年度のみ無料も含む)が基本ですが、年会費がかかってもそれを上回るポイントをもらえる案件なら十分ありだと思います。(年会費2,000円、獲得ポイント10,000円相当など)
ひと月に何枚まで発行するか
クレジットカードをポイントサイト経由で発行するだけで、大量のポイントをかんたんに獲得できます。
手軽ですし、非常にお得ですから、何枚も同時に申し込みたくなりますよね。
しかし、短期間にたくさんのクレジットカードを申し込むのはやめましょう!
あなたのクレジットカード申込履歴、支払履歴などのクレジットカードに関する情報はすべてCIC(指定信用情報機関)という機関に信用情報として記録されます。
日本中のクレジットカード会社は、みなCICにアクセスしてあなたの情報を閲覧することができます。
みんなで情報を共有しているんですね。
各クレジットカード会社は、その情報と年齢、職業、年収などを元にして、審査を行っています。
もし、一カ月に何枚もクレジットカードを申し込むと、それらもカード会社に筒抜けになりますから、「カードをいくつも作って、大量のキャッシングをして自己破産するつもりかもしれない!」と疑われてしまいます。
もし、あるカード会社が審査不合格でカードを発行しないと、それを見た他のカード会社も「他の会社で断られている!こいつ危ない!」とさらに警戒します。
どんどん悪循環になり、審査落ちのリスクが高まってしまいます。
審査落ちしてしまうと、カードは発行されませんから、当然ポイントサイトのポイントもカード会社の入会キャンペーン特典も受けられません。
では、月に何枚までならOKなのでしょうか?
「月に1枚程度なら問題ない」といった意見がもっとも主流です。
実は明確な答えはわからないんです。
カード会社、カードのランク、申込者の属性などによって変わりますから明確には言えないのです。
なので、月2枚でもOKだったという人も、月3枚までならOKだったという人もいます。
現に私も月に2枚申し込んで審査に通った経験があります。
ですが、月1枚のペースで発行している人が最も多いのは確かで、わたしもそれをおすすめします。
カード選びは重要
クレジットカードはハイペースで乱発することができません。
仮に月1枚のペースなら、年に12枚しか発行できません。
つまり、1枚1枚が非常に重要になりますから、できるだけポイントが高いカードを申し込むのが鉄則になります。
また、クレジットカード案件は、初回申し込みの時しかポイントが貰えません。
カードを取得後、退会して再度発行してもポイントのおかわりはできないのです。
以上を踏まえると、最も高いポイントをくれるポイントサイトで申し込むのが良いですよね。
では、それをどうやって調べるのか。
複数あるポイントサイトをひとつひとつ調べていっては嫌になりますよね。
そんなときは、ポイントサイト横断検索「どこ得?」を利用しましょう。
「どこ得?」を使えば一発で一番ポイントの高いポイントサイトが分かります。詳しくはこちらの記事で解説しています。
審査落ちしないために
月に1枚しかクレジットカードを発行していなくても、審査落ちすることはあります。
できるだけ審査落ちしないコツをいくつか紹介しておきます。
① キャッシング枠は0円にする。
クレジットカードのキャッシング枠は「総量規制」に関係します。
「総量規制」とは
年収に対して借金できる上限額を定めた規制です。
消費者を保護するために、年収の1/3を超えるお金は借りられないように法律で決められています。
カードのキャッシングも借金に含まれます。
キャッシング枠が仮に30万円だったとしても、実際キャッシングしなければカウントされないのでは?と普通思いますが、クレジットカードのキャッシング枠は借りていなくても、借りているとしてカウントされます。
そのため、キャッシング枠が付いたカードを何枚も発行していると年収の1/3を超えてしまい、審査落ちしてしまいます。
では、どうするか。
それはクレジットカード申し込み時に、「キャッシング枠」を0に設定するのです。
ただし、ポイント獲得条件で「キャッシング枠○○円以上を付けること」という案件もあります。
その場合は、一旦キャッシング枠を付けて、ポイント獲得後に0に変更するようにしてください。
② ゴールドカードよりも一般カードを優先する。
クレジットカードのグレードが上がるほど、審査落ちのリスクが高くなります。
ゴールドカード、プラチナカードはステータスですから審査が厳しくなるのは当然ですね。
そのため、できれば一般のクレジットカードを申し込みましょう。
ただし、年収が高い方や、クレジットカードの支払い実績(クレジットヒストリー)が良好な方は、ゴールドカード以上を申し込んでも通る可能性は高いです。
③ 支払い口座にはお金を充分入れておく
クレジットカードで利用した金額は翌月以降に、銀行口座から自動で引き落とされます。
もしその時に残高不足で引落としに失敗すると、CIC(指定信用情報機関)に記録されてしまいます。
この記録はクレジットカードの審査上、重大な減点になるので今後の審査に悪影響を与えてしまいます。
そうしないために、銀行口座には十分なお金を常に入れておきましょう。
それでも審査に落ちしてしまったら?
不幸にも審査落ちした場合、その履歴が6ヵ月間CICに残ります。
6ヵ月経てば、消去されるので、カード会社が見てもわからなくなります。
そのため、もし落ちてしまったら、6ヵ月間、新しいカードを申し込むのは避けてください。
ただし、もしゴールドカード以上で審査落ちした場合、一般カードで再チャレンジするともしかしたら通過するかもしれません。
ポイントをもらった後はどうする?
無事ポイントサイトからポイントを貰えたら、カードは解約した方がいいのか、持ち続けた方がいいのか。
正直、正解はありません。
所持しているカードが多くても、毎月ちゃんと支払いをしている人は、CICの支払実績(クレジットヒストリー)が良くなり、カード会社に評価されます。
そのため、少額でもいいから、それぞれのカードを毎月利用してあげるといいと思います。(私はコンビニで豆腐ばっかり購入してます(笑))
しかし、長くポイントサイトを利用していると、どんどんカードが増えて管理が煩雑になってくるので、1年を目安に解約してしまうのがいいでしょう。
2年目から年会費がかかるものもあるので、その前に解約手続きを済ませてください。
ここまで読んだけど、やっぱりクレジットカードは心配
クレジットカードの新規発行案件はたくさんのポイントがもらえてお得。
ということはわかったけど、「クレジットカード」ってなんだか不安だなと思う方もいらっしゃると思います。
そんな方向けにQ&Aを載せます。
Q1クレジットカードは不正利用されるんじゃ・・・
A1ポイント獲得目的のクレジットカードは、基本持ち歩いて使うことはありませんよね。
家で保管するだけですから不正利用される機会がありません。それでも万が一、盗まれ不正利用された場合も心配ありません。
クレジットカードには「盗難保険」が自動で付帯しているので、不正利用されても保険会社があなたの代わりに対応してくれます。
あなたは一切払う必要はありません。
保険適用になるのは、盗難の他にスキミング詐欺、カードの紛失、フィッシング詐欺、ネットショッピングサイトからの情報漏洩など網羅されています。
Q2住宅ローンが組めなくなる?
A2クレジットカードのキャッシング枠で設定された金額は、住宅ローン審査の「返済比率」に影響します。
返済比率とは、年収に対する年間の返済上限額のことで25%が一般的です。
例えば年収が500万円の場合、500万円の25%の125万円が1年間の返済額の上限になります。
ですので、年間返済額が125万円を超えるようなローンでなければ、ローン審査に落ちることはないと思います 。
問題は、キャッシング枠も返済比率に負担をかけてしまう点です。
もしキャッシング枠25万円のカードを持っていれば、先ほどの例で、年間返済額の上限が25万減って100万円となってしまうのです。
それでも、ローンの年間返済額が100万以下の場合は、問題なくローンを組めます。
また、本記事中に書いた通り、ポイントを獲得してしまえば、すぐにキャッシング枠を0にしますので、影響は限りなく少ないと思います。
まとめ
- クレジットカードは日々の決済より新規発行で大量にもらう
- カード会社の入会キャンペーンとポイントサイトのポイントの2つに注目
- 同時に2枚以上のカード発行は要注意
- できるだけ高いポイントを出しているポイントサイトで行う
- 審査落ちしないために「キャッシングは0」「一般カードを優先」「銀行口座残高はたっぷり」を守る
カードの申し込み時は、どのカード会社も似たような必要事項を入力するだけなので、数回やれば慣れてしまいます。
慣れてしまえば、きっと毎月のルーチーンワークのように感じると思います。それくらい手軽なんです。
手軽なのに、貰えるポイントは1万円前後と高額なので、ポイント活動の稼ぎ頭のような存在です。
さらに、カード会社の入会キャンペーン特典(数千円キャッシュバックなど)を受けられることもあるのでダブルでお得です。
ぜひ、クレジットカード発行案件を活用してください。